AddMovieはQuickTimeで再生可能な動画ファイルであれば何でも結合可能なお手軽ソフト。
YouTubeからダウンロードしたMPEG-4形式の動画ファイルやデジカメで撮影したAVI形式の動画ファイルを1本にまとめたい(結合)時に非常に便利です。
通常この手の作業は映像編集ソフトを使用しなければ出来ないのですが、このAddMovieは「ファイルリスト」と呼ばれるウィンドウに複数の動画ファイルをドラッグ&ドロップして「ムービーを結合」ボタンをクリックするだけ。
書き出される形式は参照ムービーとして保存されるので、あっという間に保存は完了します。
その後、保存したファイルをQuickTime Proや変換ソフトで開いて独立再生形式のムービーとしても書き出し可能なので、オリジナルのクオリティーをキープしたまま各種形式に書き出すことが出来て非常に便利です。
他にファイルリストで再生順を名前やタイトル、日付でソート(並び替え)したり、ビューアで動画を確認しながら分割したり、フレームのみの保存、音声のみの保存も可能。
環境設定では各種動作設定や、独立再生形式で書き出す際の書き出し設定も可能ですが、この辺りは現行バージョンの日本語ローカライズが不完全なことも表示が分かりにくいので今後のアップデートで改善されることを期待したいところです。
・・・と、ここまでAddMovieの良いところばかりをご紹介しましたが、唯一な不満な点はソフトの購入方法。
このソフトはLimit Point Softwareという海外の会社(個人?)が開発しているのですが、購入方法はダウンロード販売のみとなっています。
しかも、支払いは日本では馴染みのない PayPal か Kagi しか選べないので、ネットショッピングに不慣れな人には少しハードルが高いかもしれません。
販売形式は日本で多くみかけるシャアウェアではなくDonation(寄付・寄贈)扱いなので、購入者が任意で$10、$15、$20、$25の中から金額を選んで支払います。
(ちなみに私は迷わず$10で支払いました・・・)
ということで、購入方法に難はあるものの、手軽に動画ファイルを結合できるのでAddMovieオススメです。
最近のコメント